【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: スマホアプリ、世界中への旅、後押し」から
2016/10/09
2016.10.4 日経産業新聞の記事「風向計: スマホアプリ、世界中への旅、後押し」から
最先端ICTサービスで遠隔地から
コラムの著者 広田 周作氏(電通コミュケーション・ プランナー)は、Googleが発表した「グーグルトリップス」というサービスから近未来の生活や仕事の変化について語っている。
◯旅とは体験の総合体で、イノベーションの最前線がわかる
同社のグーグルトリップスは、旅行先の都市名をアプリに入力することから始まる。
- フライト情報、レストラン情報の提供 ・1日のお薦め街歩きマップの提供→同社グーグルマップに連動さらに、これらの情報は、将来個人別にAIなどでカスタマイズされるという。
考えてみれば従来の旅行代理店での旅券や宿泊手配といったことも今は不要になってきている。
- 航空券や ホテルの予約→エクスペディア、トリップバイザー、スカイスキャナー
- 民泊なら→エアービーアンドビー
- 現地での交通手段→米ウーバーテクノロジーズの配車アプリ
- レストラン予約→オープンテーブルで空き状況確認
といった具合である。ビジネスツールもファイルの送受信や共有も可能で多くの仕事が日本にいなくても旅先からできる。
フィンテックの進化で通貨の両替や送金の必要も不要となろう。自動翻訳サービスで言葉の壁も低くなろう。自動運転による移動も実現し公共交通機関のあり方も変わっていくだろう。
旅は、移動、宿泊、ショッピング、人との出会いなど、いわば体験の総合体であるといえる。そこにはイノベーションのタネがある。
コメント