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2016.9.9  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:真理探究の雰囲気、サロンで議論、自由闊達に」から

引き継がれるサロン

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)が示唆するのは、学問や研究の場で最も大切とするものは、年齢や身分を超えて、ひとりの人間として自由闊達にトコトン議論する雰囲気だという。

◯「批判なきところに進歩なし」は大原則

和田教授の出身である東京大学理学部化学教室の森野米三研究室には、サロンと呼ばれる小さな部屋があり、教授から学生まで全ての研究室のメンバーが、輪講や討議を行い、時には図書室になり、食堂にもなり、中央の大机は時には徹夜実験の仮眠台となった場所があったという。

そこは智のアリーナとしていろんな議論が持ち込まれ、渦巻きが目に見えるようだったという。和田教授も、東京大学理学部物理教室の講師時代に隣室をサロンにしたという。そこでは願い通り多くの人が討議し、研究のこと、社会のこと、人生その他諸々の議論が沸騰した。このサロンの議論が、研究室メンバーの相互理解、インスピレーションの誘発、暗黙知と形式知の変換、ひいては研究の発展に果たした役割は計り知れないという。

人間は考えを突き詰めていくと、たこつぼのたこのように考えが伸びないどころか縮んでいくという。そうならないために自由闊達な会話と、それができる雰囲気が不可欠である。

今も和田教授はスーパーバイザーとして、横浜サイエンスフロンティア高等学校にもサロンを持ち込んでいるという。pchappy01

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