【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:百貨店の油断」から
2016/09/14
2016.9.9 日経産業新聞の記事「眼光紙背:百貨店の油断」から
地方や郊外店の閉鎖が相次ぐ
コラムの著者は、暖簾に頼った営業とアパレルの納入業者との関連がキーとなり、業績不振が続いていることについて語っている。
◯要因の1つにアパレルの納入業者との関係
百貨店がこのところ、地方や郊外店の閉鎖を進めているという。
- そごう・西武;5店
- 三越;2店
など大手だけでも増えている。高度経済成長期からバブル景気の頃、全国展開を推進してきたがここにきて縮小に転じている。
その多くの原因の1つは、暖簾、つまりブランドに頼った営業である。コラムの著者は事例として、大手企業の社員が東京本社から地方に転勤した際の、お中元、お歳暮の店選びをあげている。地元の名門百貨店より、全国ブランドの百貨店の包み紙が好まれるとして、営業もある意味で暖簾頼みだったという。
直接要因の1つに、百貨店とアパレル業界との関係がある。百貨店は売れた服だけを仕入れたことにし、売れ残りは返品自由という、百貨店はブランドに頼り、強気の商慣習がまかり通った。いまは、アパレルの納入業者も、百貨店のブランドに頼る必要もなく、通販やEC、直営店で販売でき、百貨店に売れ筋を商品を納入しなくなって、百貨店のリスクを取らない態度に背を向けた。目先のリスクを避けた故に、モノの価値を見極める目もあまくなり、立場も弱くなっている。
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