【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 飼い主とシッターつなぐ、ペットの世話適任選ぶ」から
2016/09/08
2016.9.6 日経産業新聞の記事「風向計: 飼い主とシッターつなぐ、ペットの世話適任選ぶ」から
ICTを駆使してシッターをマッチング、愛犬の足跡も辿れる
コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国で成長しているペットサービス産業について触れている。
○ローバー(シアトル)とワグ!(ロサンゼルス)が人気
米国のペット用品工業会(APPA)のデータによると、2016年の市場規模は、627.5億ドルと前年比4%増だという。さらにペットの中でも犬を飼う家族世帯は5440万世帯と最多という。
多忙な家族で愛犬の世話をしてくれる人を信頼出来るドッグシッターとマッチングするサービスが人気である。ビッグデータを駆使し、飼い主とシッターをマッチングする新サービス、ローバーとワグ!は、即時に臨機応変な対応が可能なサービスを提供していて愛犬家に歓迎さえているという。
ローバーやワグ!は以下のような飼い主と愛犬の情報を集める
- 住所
- 世話に必要なスケジュール
- 愛犬の習性
- 散歩上のニーズ
を登録。これに対して、各サービスは飼い主のニーズにあったシッター情報がリストアップされる。
- これまでのシッターとしての経歴(これはローバーやワグ!が審査)
- 他の飼い主からの評判
などの情報がわかる。これを使ってマッチングを進める。
米最大手の「ローバー」は、愛犬が散歩するルート、散歩した時間、その時の行動などを報告するリポートカードをスマホのアプリとして導入し、愛犬の動向を生でつかむことができる。
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