【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:科学専門家への信頼、謙虚に対処考える必要」から
2016/04/12
2016.4.8 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:科学専門家への信頼、謙虚に対処考える必要」から
有事の際に信頼出来る科学専門家とは
コラムの著者 新田 義孝氏(四日市大学名誉教授)は、東京で教育関係のワークショップがあり中高生がリベートを行いながら原発問題や日本の将来について「考える」力をつけた報告を受けた。では、中高生でなく一般社会人は専門家をどの程度信頼しているかについて触れている。
◯リスク管理や有事の行動をどこに求めるのか
東京で新田教授がエネルギー環境教育の実践事例として、中高生にリベート形式で考えさせることで、学びを得て、自分の意見が変わっていくことが体験できたといった報告を受けた。同様に、日本の将来についての自主的な議論も学びにつながったという。
翻って中高生ではなく一般社会人にTPPについて専門家と一般の素人の投票について同じ一票を投じたとの報告があったという。積み上げてきた専門家の知見を市民は信頼しいないとの証拠でもある。
有事の際やリスクが高まる場合、本当に正しい知見を誰が与え、不要な恐怖と苦しみを生むことを議論する時期であろう。
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