【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:出る杭を打つな、井の中の蛙に世界は見えず」から
2016/03/14
2016.3.8 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:出る杭を打つな、井の中の蛙に世界は見えず」から
叩いているうちに全体が低くなってしまう
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、科学技術の諸方面で挑戦している先端者には「出る杭は打たれる」現状をかたり、狭い世界では世界への貢献もできないことも語っている。
◯画一的な学校教育が原因?
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和田教授は、他人の模倣をしないことを信条とされてきたことから、散々叩かれてきたという。
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生物物理学を開いたとき;動物学の長老教授から「物理学で生命がわかるはずがない」
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遺伝情報研究におけるDNA分子の重要性を主張したとき;「生命はそんな簡単なものではない」
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遺伝子情報の高速自動解析を契約したとき;医学部出身の官僚から「そんなことは私の目の黒いうちにはさせない」
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新しい教育理念に基づく横浜サイエンスフロンティア高等学校を立ち上げたとき;すでに国際的に高い評価を得ているのに。「公立高校は国際性をもたなくてよろしい」
などなど、これ以外にコラムに叩かれた事例がある。
自分のユニークさな考えを述べる大切さを教えられなければ、出た杭をみたら叩いてそれえたいという教育現場の姿があるのかもしれない。
いづれにしても、批判の多くが井の中の蛙で世界を見ていないことに憤りさえ感じる。国際社会の共感を得るには、それを裏付けるだけの理念が必要である。高く広い視野をもって、ヒューマンの優しい心があることが、日本の進歩につながる
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