【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:時流を見て本質見ず」から
2016/03/05
2016. 3.1 日経産業新聞の記事「「眼光紙背:時流を見て本質見ず」から
通信回線がインターネットに変わっただけ?
コラムの著者は、企業の経営者が流行に流されて本質に迫れず横並びで進むことに危機感を抱いている。
○かつてのVANブーム
30年前に企業でブームとなったVAN(付加価値通信網)。当時物流のシステム部長が、社長はブーム(時流)に乗ることだけに興味があって、その本質がわかっていないとこぼしていたという。
同様のことが、今はIoT(Internet of Things)であるが、意外にこれにのろうという企業は少ない。30年前の反省ではなく、技術革新への意欲が低いという。どこも横並びで、どこかの企業がうまくいったら参入といった安直で、内容を理解していない企業経営者が多いという。
事業の発展や革新を目指す時に、確かに時流をみるのは大切だが、そこでの戦略がより重要であろう。心地よいキーワードには乗るが、込み入った内容になると、及び腰になるようでは、本質をつかんだとは言えない。
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