【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『人を動かした』バレンタイン」から
2016/02/15
2016. 2.12 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『人を動かした』バレンタイン」から
マーケティングの原点は人を動かすこと
コラムの著者は、バレンタインデーやハローウィーンなど日本独自で進化したイベントの背景について語っている。
○本場をしのぐ商戦
春節商戦で沸く小売業界。今はバレンタインデーで活気づく。今回は日曜日がバレンタインデー当日であったため、本命チョコは底堅いが、義理チョコは苦戦気味だという。
そのバレンタインデーも商売の閑散期である2月にバレンタイン商戦として「発明」された。米国など本場とは違った進化を遂げ、食品業界や小売りでは商機を作った。同様の内容が、ハローウィーンである。こちらも日本独特の進化で若者たちの一大イベントとなった。昨年は土曜日と重なり、繁華街では仮装した若者たちを中心に街を練り歩いた。すでにバレンタイン市場を超えたという。
世界的なマーケティング学者のコトラー氏が、
『マーケティングとはある施策をもって人を動かすこと』
と語ったことをまさに実践しているのが日本の関係業界である。売れないと嘆く前に人を動かす知恵を出し合うことも重要だ。
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