【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む;会員制ワインクラブ、映画専門チャンネルが参入」から
2015/12/23
2015.12.18 日経産業新聞の記事「流行を読む;会員制ワインクラブ、映画専門チャンネルが参入」から
名画にインスパイアされたワイン、レシピ
コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国で人気になっている会員制ワインクラブについて語っている
○変わり種の参入者
今年10月から会員制のワインクラブをタイムワーナー系のクラシック映画専門チャンネル、ターナー・クラシック・ムービーズ(TCM)が参入したという。変わり種の参入者のようだが、TCMのファン層は、60から70年前の映画を創意工夫して編成、若者から壮年層まで広く名画ファンに親しまれている。そのTCMがワインを取り扱いのは、名画にインスパイアされたワイン専門家が、ワインと映画の組み合わせ提案企画を行っている。
会員には、3ヶ月ごとに世界中のワインメーカーから選ばれた合計12本の赤白ワインが届けられる。加入後初回限定の3本のワインが入会記念としてもつくという。(初回は79.99ドル、3ヶ月ごとに12本のワインで、一回の価格は149.95ドル)送付されるワインとともに、そのワインにあう名画、ワインの情報、おすすめの料理レシピまで送られる。また、特に気に入ったワインについてネットで知らせると、以後好みにあったワインを選んで送ってくれるという。
映画とワインという全く異種の商材をうまくペアリングして提供するこのビジネスモデルも興味深い。
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