【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ビッグデータ活用、個人情報保護に知恵絞れ」から
2015/11/03
2015.10.30 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ビッグデータ活用、個人情報保護に知恵絞れ」から
その真髄は経験の送受を行う「悟性」
コラムの著者 中村 雅美氏(科学・技術ジャーナリスト)は、2016年1月から運用が始まるマイナンバーについてその利活用の調査から多くの人が個人情報の侵害を心配していることについて触れている。
◯日本年金機構がもつビッグデータ
2013年JR東日本がIC乗車券Suicaによる乗降履歴などを本人の同意を得ずに使ったとして問題となったが、個人情報である税と社会保障の基本情報であるマイナンバーが漏洩したり、利用目的を超えて活用されることへのプライバシー侵害に対して不安視する人が多いという。
2014年、日立製作所と博報堂が発表したインターネット調査で、
- 対象:20歳台から60歳台の一般男女1000人
- 生活情報の利活用
- 不安が期待よりも大きい、やや大きい;48.8%
- 期待が不安よりも大きい;21.7%
- 不安要因
- 個人情報(プライバシー)の侵害、異なる目的で利活用される可能性がある
- 利活用されたくない場合、本人に拒否権がない
といった結果、JR東日本の問題が尾を引いている。政府は2020年までにマイナンバーを税や社会保障、防災以外に医療情報にも結びつけて管理することを決めた。もちろん、対策や既存の外国の制度問題などの施策研究も行っているが、国民がマイナンバーも含めビッグデータについて関心を持ち、知恵を絞る必要がある。
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