【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:個人の嗜好つかむ配信」から
2015/10/08
2015.10.6 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:個人の嗜好つかむ配信」から
動画元年の背景にビッグデータによるリアルタイム「編成」
コ ラムの著者 広田 周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、最近米国から上陸した動画配信大手、ネットフリックスやアマゾンプライム・ビデオなどを取り上げ、その番組「編成」がこれまでの人手ではなく、視聴ログのビッグデータを解析したリアルタイム編成となることについて語っている。
○独自文化をもつ日本にもデータ解析を適用
コンテンツの質の高さや使いやすいインターフェイスが重視されるが、海外勢は、これに膨大に集まる視聴ログに基づく番組編成である。既存の放送局は専門の人材が視聴率データや自らの経験に基づいて人的行うものであった。これをデータ分析のアルゴリズムに置き換え、ユーザ一人一人の嗜好に合わせたコンテンツ配信を最適なタイミングで、リアルタイムに可能にする。AIを使えば、より精度はあがり、一気に離脱率を下げる可能性もある。秒単位でのチューニングも施せる。これは、人的な資源や無駄なコンテンツの購入を抑え、投資リスクを抑える。コンテンツ配信の最適化はどこか製造業の効率化に似てくるかもしれない。
コメント