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2015. 8.14   日経産業新聞の記事「眼光紙背:科学技術、過剰な期待のひずみ」から

皮肉にも堂々巡りを脱する知恵は理系、文系いづれか?!

コラムの著者は、先月、文部科学省が国立大学に人文・社会科学の学部・大学院の廃止を含む見直しを求めたことに対し、日本学術会議が反発の声明を発表したことについて触れている。

○研究開発を進めれば経済成長が上手くいくとの過剰な期待

新産業の創造などで経済成長を目指す時、いつも国の政策で期待が集中するのが、科学技術のイノベーションであるという。

科学技術は魔法の杖や玉手箱ではない。理系偏重で、さらに、役立つかどうかわからない基礎研究よりも産業化が進みそうな応用研究へのシフトが進んでいるという。大学など学術団体から前述のように懸念の声が出ているという。これらの対立は、双方に言い分があり、堂々巡りを続けている。

背景には人材や予算などの余裕がなくなってきており、どこにも十分なリソースをさける時代ではなくなってきた。この対立や堂々巡りを解くことが重要で、その知恵は文系、理系のいずれかから出てくる必要があろう。memobooksearchhappy01

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