【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:「休みやすい」からもう一歩」から
2015/08/20
2015. 8.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:「休みやすい」からもう一歩」から
カンガルー出勤の知恵
コラムの著者は、米ベンチャーで動画配信大手のネットフリックスが全従業員に1年間の有給育児休暇を認めると発表したことから、日本での実情について語っている。
○米国でも珍しい休暇制度
この制度は米国でも珍しいという。一方で休むことを遠慮してしまう、という根本的な問題の解決にはならないという見方もあるという。米ウォール・ストリート・ジャーナルは「職場における殉教者症候群」と呼び、無制限の権利が与えられるほど上司の目を気にして権利を行使しなくなるという傾向を指摘している。
翻って日本、京都府舞鶴市にある竹屋町森歯科医院では、育児中の女性の有効活用で有名だ。歯科衛生士や受付スタッフなど27人の中、子供をもつ女性が16人。その中で6人が出産や育児休暇中である。休暇中の従業員の仕事は、他の数十人のサポートスタッフとして受け持つ。
このおかげで「カンガルー出勤」が名物になっている。子供をもつ女性のやる気を引き出すことは、休む、働く両面からサポートが必要であるという。
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