【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国『二人っ子』教育費の壁」から
2015/07/18
2015. 7.15 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国『二人っ子』教育費の壁」から
養不起(ヤンブチー)の意味
コラムの著者 は、30年以上続いた中国の「一人っ子政策」を昨年緩和して第2子を出産しやすくしたが、上海市民に聞くと「要不起」という言葉が返ってくるという、その意味するところは?
○上海市民の本音
さて、養不起とは「とても養えない」または「お金が足りないから」を意味するという。養えないのは、都市部の教育熱が凄まじく、教育費などの負担が重すぎるという。
中学進学の息子を持つ母親は、仕事が終わると学習塾に向かうという。子供に代わって授業を受け、その内容を深夜に子供に教えるのだという。子供はスケジュールがいっぱいで、その上での教育熱だ。万国共通に親心で教育熱心ではあるが、一人っ子政策であった中国はこの傾向にさらに拍車が掛かっているという。親も子も生活に余裕がない。
養不起には、二人目が欲しくても経済と体力で負担の高さ大きいことで踏み切れないのだという。この状態で日本と同様高齢化社会が訪れる中国では、若年層の減少で年金制度がすでに厳しい状況にあり、今の若者に将来の中国が任せられのかといったことを言う中高年も多いという。
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