【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「探査計:定額制音楽ストリーミング、個人の音楽再生に新味」から
2015/07/08
2015.7.6 日経産業新聞の記事「探査計:定額制音楽ストリーミング、個人の音楽再生に新味」から
ダウンロード配信やCDと共栄か
コラムの著者 山之内正氏(AV評論家)は、音楽業界で大きな影響のあるアップルの定額制音楽ストリーミングサービスや国内の同様なサービスをみて今後の予測をしている。
○選曲で相矛盾
エイベックス・デジタルとサイバーエージェントのAWA(アワ)、LINEのLINEミュージックなど定額音楽ストリーミングサービスが米アップルのアップルミュージックへの対抗で7月1日から競争が始まったという。
アップルの強みは現状のダウンロード配信であるクライアントソフト「iTunes」とシームレス(継ぎ目なく)にストリーミング音楽も鑑賞できる点だという。使い勝手もシームレスで良い。iOS機器に加えてPCやマックが利用でkるからである。
ただ、山之内氏は、ストリーミングサービスが定着するかといった疑問にたいして、既存のダウンロード配信やCDを代替することなく共存するとみている。ストリーミングサービスの特徴であるプレイリスト機能は、新鮮な音楽体験を提供する反面、聴きたい曲を選ぶとき使いにくい。この点ではダウンロード配信やCDの方が優れている。どちらかといえば、ストリーミングサービスは、音楽コンテンツの流通や再生スタイルの拡大手段としての意義があるという。
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