【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:「ニックネーム」と呼びたい」から
2015/02/07
2015.2.3 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:「ニックネーム」と呼びたい」から
ニックネームが本名を越えた?
コラムの著者 ネーミング&コピーライターの岩永嘉弘氏は、日野自動車の2トントラック「デュトロ」の認知手法について語ってる。
○計算された見事な誤解
岩永氏によれば、ネーミングは、商品に付けられた名称で、人はネーミングを記憶し、商品に至る。つまり商品への道先案内人である。
広告や人の噂、口コミでネーミングを覚え、関心を持ち商品にたどり着く。その前にブログやウェブで商品情報を得ることもあろう。何れにしても、商品へ誘導して最終的には買わせる。その出発点と終着点がネーミングである。
そこで、日野自動車の「ヒノノニトン」についてみると、これはネーミングなのであろうか。実際には正統な?本名は「デュトロ」というが、ニックネーム?となる「ヒノノニトン」の方が印象が強く、こっちがまるでネーミングのように誤認されていることは計算づくで、本名が商品の特徴を表していない点を補っている。まさに、キャッチコピーのネーミング化が起こったことになる。となれば、はじめからネーミングされるキャッチコピーは。。。。 岩永氏は「ニックネーム」と名付けた。
コメント