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2015.2.24   日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:個人間、広がる資金支援」から

ビジョンをもった個人にとって魅力的

コラムの著者 広田 周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、従来の銀行から融資やVCからの投資など閉鎖型の資金調達からオープンな資金支援の方法としてクラウドファンディングについて注目している。

○クラウドファンディングとは

これは、インターネットで小口資金を募るもので、資金を必要とする個人や小規模事業者が「プラットフォーム」と呼ぶ仲介サービスで試作品やビジネスのアイデアを披露して、不特定多数から資金を集める仕組みである。

これまでの資金調達では、銀行の融資、VCからの投資といった閉鎖型の関係で進んできたが、クラウドファンディングは、オープンに支援を募りビジョンに共感した支援者が資金を提供する。

支援の形態として

  • 寄付型:純粋な寄付
  • 投資型:プロジェクトの利益から出資者が配当を得る
  • 融資型:融資者が一定の利子を得る
  • 購入型:支援の報酬を製品やサービスで得る

といったものがあるという。資金調達のプロセスを魅力的に見せることで、テストマーケティングやプロモーションの場としても活用されようとしている。

有名なところは「キャンプファイアー」、「レディーフォー」、「マクアケ」などがある。今の所国内では著名ではないが、認知度が高まると個人が個人を支援するということが常識化することで浸透するだろう。ビジョンのある個人には朗報かもしれな。pouchhappy01

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