【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『いいものなら売れる』ではない」から
2015/01/06
2014. 12.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『いいものなら売れる』ではない」から
作るだけではない商品化
コラムの著者は、日用品を作る中小企業のブランド化に関するインタビューを通じて気付いた点を示している。
○顧客に訴求出来るのは技術よりはむしろ価格やマーケティング要素
コラムの著者の取材を通じて、カリスマバイヤーが語るのは、
- 細かい技術の違いは一般人には理解不能
- 技術を抑えることで価格がこなれる方が買う側は嬉しい
- 買う方は、ロゴ、パッケージ、説明書、店頭での見せ方、接客などマーケティング要素を重視している
ことから、これらには手を抜かないという。
逆に中小企業は、技術がよく、デザイナーに丸投げすればどうにでもなるというところが多く、製造以外に多額の経費が掛かる事に面食らうという。
さらに、下請けからの脱却のために自社製品を投入し、確かに下請けからはぬけられたものの、新しく量販店や卸の下請けになっただけで、現状はかわらないというところもあるという。
技術の過信はやはり自重すべきだ。
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