【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:使い切り目薬、清潔さ確保」から
2014/12/12
2014.12.9 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:使い切り目薬、清潔さ確保」から
目に触れても大丈夫な使い切り目薬
コラムの筆者 竹原あき子氏(工業デザイナー)は、フランスでのモロッコ生まれの創業80年の老舗医療品会社『cooper』(コーペール)の目薬を取り上げている
○日本の製品もあるがフランスでは一般的なパッケージ
パッケージの狙いは、薬品や化粧品に防腐剤を使っておらず、新鮮で安心という信頼感を訴えることにある。使い切りだからこそ、安心だと言う。処置ごとに包装を開封する使い切りタイプの分包液剤だ。
1回分のパッケージを10回分、すなわち10本を横一列に連結し、切り取りやすい工夫がなされている。さらに1本は先端部分をひねりながら切り取れることで、開口部ができ、目薬がでるという仕組みである。目薬をさすとき、眼に触れないようにという清潔への注意が必要だが、このパッケージなら使いきりでその心配がない。
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