【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ネット予約の弊害、不測の事態想像力欠く」から
2014/11/13
2014.11.11 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ネット予約の弊害、不測の事態想像力欠く」から
不測の事態に耐えられるか
コラムの著者 新田 義孝氏(四日市大学)は、大事故の要因は実は情報化社会での『情報ぼけ』から来るのではないかと危惧ししている。
○ネット予約したホテルに泊まれない?
新田氏が故郷会をあるホテルに予約した。定例になっていたことで再度今年になって確認したところ、予約は前日になっていたという。予約日は祝日であったので結婚式優先で普通の会合はよやくしないという。そこで前日になったというわけだ。
ホテル側の都合ではあるが、他のホテルでも同様な扱いがあったという。ホテルなどもネット予約がよく使われる。それを鵜呑みにしていたら、宿泊できないこともあるという。
以前は約束に対して、それを守らねばならないと真剣に約束場所と時間を記憶したり、顧客からの予約確認で予約台帳を確認したものである。これらをスケジュール管理のソフトやサービスに任せるようになってから、仕事の内容も電子情報で記録し、順々とこれをこなすことで、何か不測な事態が発生した場合、不測の事態そのものの想像力を欠いてしまう。ここに、大きな情報化社会の落とし穴があるという。情報ぼけ現象だ。人間の責任感を奪いさる情報化社会の怖さがある。
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