【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:SNS世代に『小屋』が人気」から
2014/11/06
2014.10.31 日経産業新聞の記事「流行を読む:SNS世代に『小屋』が人気」から
経年変化を楽しみたい年代
コ ラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)は、住宅業界を暮らしや家をテーマにしたネットサービスの視点で分析している。
○小屋が人気な理由とは?
リフォームやインテリアのまとめサイト『ieno』やタマホームとカヤックが共同出資で設立したSuMikaなどのイベントに、今回面川氏は注目している。
SuMiKaが10月東京・虎ノ門で『小屋展示場』と第したイベントを開催。価格が5から300万円の14等が立ち並び、DIY感覚から汎用性の高い鋼材で作ったものなどが展示されたという。価格も家をリホームするよりも手頃で、来場は1週間で1万2千人を越えたという。運営会社のSuMiKa(東京・港)の佐藤純一ディレクターは、
『小屋を見て戸建住宅を注文した人が表れるなど、予想以上の反響だった』
と語っている。
この人気の理由は、住宅業界が提案する従来型の価値観になびかない生活者や住宅を資産ではなく、その時々の生活拠点と考える若年層が登場していると、佐藤氏は分析しているという。
世帯年収は減少する一方、住宅ローン比率は年々増加するなど、住宅購入のハードルがますます高くなっているという。
『ライフサイクルの短い小屋は暮らしを拡張するツール。』
と同氏も語っている。
SNS世代の経年変化を楽しみたいも小屋でのニーズを満たす。これからの住宅業界で考えるヒントがありそうだ。
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