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2014.9.9    日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:『質』重視の広告に注目」から

スマホやウェブ向け記事広告風の新展開

コラムの著者 広田 周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、『ネーティブ広告』と呼ばれるコンテンツ型広告が注目を集めていることからこれについて語っている。

○記事のイニシアティブが異なる

広田氏が語る『ネーティブ広告』とは、

  • 『PR』や『プロモーション』との表示はあるが、同じ画面にある他の記事やコンテンツと同じような形態をいる。結果として、読み手の興味をひきやすい。スマートニュースやグノシーといったニュース配信アプリなどで展開。
  • 雑誌やウェブメディアにおける記事広告やタイアップ広告に似ているが、考え方が異なるという。記事広告がメディア側の広告枠で販売され、制作会社や広告会社が記事掲載の広告として制作する。一方、ネーティブ広告は、コンテンツを質を最優先して、制作は広告主、メディア、広告会社の何れであってもかまわない。
  • 単発とは終わらず、広告主とメディアが協力して、展開することもあるという。

と、以上のような特徴を持つ。利用者にとって、読みやすく、広告主にとってはそれがどんなブランド価値向上につながるか、試行の段階だ。

ネイティブ広告の6つの類型
インフィード型 メディアの中に、コンテンツのように配置
ペイドサーチ型 検索結果に連動して自動的に表示
レコメンドウィジェット型 ホーム画面上で動作する小型アプリ「ウェジェット」に表示
プロモートリスティング型 サイトで提供される商品やサービスと同じ見た目で表示
ネイティブ要素を持つインアド型 コンテンツと親和性の高い広告を別枠に表示
カスタム型 上記のどれにも属さず、特定のメディアに対応したもの

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