【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:増える新しいスポーツ」から
2014/07/01
2014.6.27 日経産業新聞の記事「流行を読む:増える新しいスポーツ」から
楽しむスポーツは地域の医療費削減と活性化につながる
コラムの著者 関沢 英彦氏(博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学教授)が取り上げたのはこのところ注目されている楽しむタイプの新しいスポーツだ。
○スポーツは3つのタイプ
- 記録を競い、観客が声援を送るスポーツ:W杯など、鍛錬した選手が行うもの
- 余暇として普通の人々が楽しむスポーツ:草野球、フットサル、ゴルフなど
- 体力の維持のために行うスポーツ:ジョギング、筋肉トレーニングなど
このようなスポーツは生活に潤いや彩りを与えてくれる文化だと関沢氏は語る。
楽しむスポーツに新しいスポーツも加わってきている。
- インディアカ:ネット競技で羽根つきのボールを素手で打ち合う
- パデル:卓球よりやや大きいのラケットのネット競技
- バブルサッカー:上半身を透明ボールで包み込んでぶつかり合うサッカー
- 3人制バスケットボール:字句通り3対3でのバスケットボール
- ダブルダッチ:ダンスとアクロバットのような2本縄による集団縄跳び
- ドッヂビー:柔らかいフライングディスクを投げあって、ドッジボールや遠投をおこなう
- キンボール:直径122センチもある巨大なボールを巡り、3チームが競い合う
- スポーツ吹き矢:子供から高齢者まで楽しめる吹き矢
- 水風戦:水風船を使った競技
など、人気があるという。
企業や自治体はスポーツを文化ととらえ、楽しむスポーツを支援してもいいのではないか、というのが関沢氏の意見である。身体を動かすことで、医療費抑制にもつながり、人々の歓声や笑い声は、地域の活性化につながるという。
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