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2014.6.10  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:技術のバロック化再び」から

過剰機能がガラパゴス化を引き起こす

コラムの著者 中村 雅美氏(科学・技術ジャーナリスト)が取り上げるのは「技術のガラパゴス化」に対する回帰の危険性について述べている。

○かつての技術のバロック化

 フランス語でバロックとは、18世紀半ばごろまでの欧州の感覚的な美術や大げさな音楽といった、装飾過剰な芸術様式だという。技術のバロック化もこれと同じで、日本が得意なエレクトロニクス製品に過剰な機能を満載するものであった。それがメーカーとしては差別化だと思われたのである。実際は、ほとんどの消費者が使わないもので使い勝手が悪く、価格もこれによって高いものもあった。

 技術のバロック化の典型は日本の携帯電話で、技術のガラパゴス化を引き起こし、ガラパゴス携帯、つまりガラケーと呼ばれた。

 中村氏が引用している総務省の人口分布統計でもわかるように、高齢化社会では、技術のバロック化ではなく、むしろ使い勝手の良いものを受け入れる。中村氏は、いまだにメーカーが若者をターゲットにした技術のバロック化したような商品提案を行なっているのは、消費者の懐具合もシニアの方が大きいことに合っていないのではないかと危惧している。mobilephonehappy01

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