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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:エピソード記憶」から

2014.6.12   日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:エピソード記憶」から

認知科学を応用したマーケティング

コラムの著者 三浦俊彦教授(中央大学商学部)は、認知科学による記憶をマーケティングに生かす試みに触れている。

○記憶は「意味記憶」と「エピソード記憶」

マーケティングで人間の記憶を使い、自社の製品やサービスを消費者の記憶に深く刻もうという試みである。

【意味記憶】

  • 東京ディズニーランド:シンボルはシンデレラ城、オリエンタルランドが運営、千葉県浦安市に所在

で万人共通である。

【エピソード記憶】

  • 東京ディズニーランド:去年のクリスマスに彼女といった

などで、意味記憶に時間的・空間的まタグがついたものである。その特徴は

①体験時の感情とセットで記憶される

②意味記憶と異なり、各人で異なる

③各人がどのようなエピソード記憶を持ったか企業にはわからない

の3点だ。さらに、これは3つのタイプ、①既存、②新規、③他者に分けられるという。

○エピソード記憶のマーケティングへの応用

これらをマーケティングに応用してみる。

  • 既存エピソード・ブランディング:消費者がすでに持っている既存のエピソードを使うもの。
    • 昭和レトロな街を作って成功した大分県豊後高田市
  • 新規エピソード・ブランディング:消費者に新しくエピソードを創ってもらうもの。
    • サービス業や小売業で有効で、レストランの誕生日サービス、鉄道のスタンプラリーなど
    • メーカーでのフォトコンテストやビデオ大賞など
    • ブランドの愛着を高める手段
  • 他者エピソード:第三者のエピソードを用いるもの。
    • 静岡県伊豆市の『恋人岬』:訪れたカップルの思いが感じられ、その鐘の価値は上がる。
    • SNSなども他者エピソードである。

三浦教授は、他者エピソードの利用が今後のマーケティングのカギになるのではないかと予想している。sign02happy01sign01

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