【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:Cを支える主は何処に」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:日本企業の特許登録、世界で知財創出期待」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:想いが企業ブランド強く」から

2014.5.22   日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:想いが企業ブランド強く」から

原料から社員が作る価値とは?

コラムの著者 三浦俊彦教授(中央大学商学部)は、企業ブランドの社内と社外の効果が好循環を生み出すとき、新しいブランドが確立できる可能性について語っている。

○サッポロビールの『まるごと国産』

同社のこのビールの特徴は:

  • オオムギ:埼玉県行田市の『彩の星』
  • ホップ:北海道上富良野『リトルスター』
  • 自社で育種、開発した材料を100%利用
  • 原料の栽培や収穫、脱穀や乾燥から醸造まで自社の「社員」が行う

による、丸ごと国産のビールである。1900人以上の社員が関わって、ビール造りのすべてに同社が責任をもって提供するビールだという。

今回のビールは、

  • ①自社育種・国産原料100%
  • ②社員が栽培・収穫から関与

が訴求ポイントであるかである。同社の社内的には、①、②とも企業理念を社員自らが参加することで価値は大きい。しかし、社外の消費者にとってはどうか?

①は高価値と判断されやすいが、②は果たして、栽培や収穫も製造部門や契約農家に委ねた方が、おいしくなるのではないかといった疑問が残ると、三浦教授は指摘する。ただ、社員が想い込めた、1つ1つの作業でできたビールがうまいかもしれない。①と②について、社内外の価値がうまくかみ合えば、企業ブランドとしてより良きものになるだろう。beerhappy01

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)