【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:超異分野から生まれる連携」から
2014/04/26
2014. 4.23 日経産業新聞の記事「眼光紙背:米IT、世代交代が力の源泉」から
国家プロジェクトばかりが産学提携ではない
コラムの著者は、理科系の教育・研究支援会社のリバネス(東京・新宿)と墨田区が行っている産学連携プロジェクト、超異分野学会が少し変わった、しかし有意義な産学連携が行われていることに触れている。
○医工連携でも、文理融合ではない「超異分野学会」
コラムの著者によると、大学の若い研究者と墨田区の町工場のおじさん、おばさんと結びつけようという試みだという。若手研究者が自分の研究で欲しい機材などを絵を示し、中小企業の社長や技術者がアイデアを出す。
- 研究者:自身の研究には詳しいが、実験機材などを作ることは素人
- 中小経営者:難しい理論は門外漢だが、細かい装置を作るのはお手のもの
この春のこの学会後も企業と研究者の話は継続され、最初は小さな器具づくりのお願いから産学連携の輪は広がるという。そこでの中小企業の経営者の言葉で、どんな注文がやる気がでるかと尋ねてみると、
大手から図面をもらっていくらでやってと言われるよりも、やりたいことのストーリーを見せてもらえば、よっしゃとなる。信用してもらえば、一番良い部材を提供する
と答えたという。国の予算がつくばかりが産学連携ではない。
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