【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:研究揺るがすコピペ」から
2014/04/01
2014. 3.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:研究揺るがすコピペ」から
倫理・教育に留まらない問題
コラムの著者はコピー&ペースト(コピペ)が世界の教育・研究機関で深刻な問題となっているが、それ以上に影響のある問題についても触れている
○『コピペルナー』(コピペ判定ソフト)の誕生の背景
同ソフトはソフトウェア開発のアンク(東京・新宿)が販売している。販売先は、大学等約350機関であるという。考案者の杉光一成氏(金沢工業大学教授)は、
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学生らが『コピペしてもばれてしまうから自分でレポートを書こう』と思ってくれれば、このソフトの販売は大成功
と考えたそうだ。しかし、STAP細胞の論文の問題は、そんな杉光教授の願いを吹き飛ばしてしまった。
○コピペが良くないと教育できないと・・・
問題は、教育や指導がなぜできなかったのかということである。最悪は、「日本の大学は基本的なルールを守れない学生に博士号を授与している」との悪評だ。海外で武者修行をする多くの若手研究者に影響がでてくるとまで言われている。倫理・教育の問題に留まらない深刻な問題だ。
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