【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「マニュアルNOW:ユーザーの疑問を項目に」から
2014/04/04
2014.4.1 日経産業新聞の記事「マニュアルNOW:ユーザーの疑問を項目に」から
ユーザー目線の疑問に答える形で
コラムの著者 高橋慈子氏(テクニカルライター)は、TOTOシステムバスルームの取扱説明書が利用者のニーズで工夫を凝らし、同社の取説が最優秀賞の『日本マニュアル・オブ・ザ・いやー』(テクニカルコミュニケーター協会主催)をとったことを説明している。
○目的は内容を分かりやすくし問合せ件数を減らすこと
取説を開くと、
- 湯温が低い?
- しつこい汚れは?
といった、項目で並ばせ、ユーザの疑問をそのまま項目にして、該当するページにガイドする。これらの項目は、利用者からの問い合わせが多い内容を取り上げたことで、内容を分かりやすく改善し、問合せ件数の削減を目指した。さらに、ページの半減と新機能や複数モデルの情報を取り込み、従来80ページあったものを3割減の56ページに改善したという。
様々な場面を想定して必要な情報を、利用者の目線で捉え、成功した。
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