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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:味覚・嗅覚、奥深い存在、多様な研究を」から

2014.3.25 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:味覚・嗅覚、奥深い存在、多様な研究を」から

これまでの工学的以外の異なるアプローチと多様な戦略で

コラムの著者 山﨑弘郎氏(東京大学名誉教授)が、五感に相当するセンサーで遅れていた味覚と嗅覚についての最近の研究について述べている。

○九州大学の研究

昨年11月九州大学に味覚・嗅覚センサ研究センターが設立され、味覚センサーの開発ではVBを起業し実用化に向けようとの進められている。味覚が数値化でき、食品メーカーなど製品開発や品質管理に応用されようとしているという。嗅覚センサーも開発が進み、高感度のにおいセンサーが開発中だ。センサーに特化した研究施設は九州大学だけである。

○米モネル化学感覚センターの研究

1968年米ペンシルバニア大学で初めて設立された研究組織だが、現在は大学から独立しているという。研究範囲は基礎から応用まで遺伝子レベルから動物の行動まで広がり、多くの学際的な分野で多様な専門家が研究チームを組織している。日本企業等と政府や企業との共同研究も推進している。

成果として人種による味覚や嗅覚の偏りや感覚障害の研究や、個人特有の体臭が指紋のように生涯不変で特定の遺伝子によって支配されていることも明らかにした。

九州大学のような工学的なアプローチと人工物でない動物などのセンサーによる研究も、五感の中で感性に最も近いといわれ、味や香りの文化を形成することから、異なるアプローチと多様な戦略で挑戦すべきだと山﨑教授は示唆している。そこには相補的な連携によって明らかにされる知見や研究のツール、試料の提供などが期待されるという。happy01

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