【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:安易なベアに疑問」から
2014/03/20
2014. 3.17 日経産業新聞の記事「眼光紙背:安易なベアに疑問」から
管理職や非正規社員の賃金の点検は?
コラムの著者は政府主導のベースアップ(ベア)の雰囲気の醸成が問題がないかどうかに触れている。
○大手企業のベア
自動車や電機業界のベアは前回の2008年の実施よりも大きな増加であるという。デフレ脱却と「経済の好循環」を目指す政府から見れば大歓迎である。さらに、政府による賃上げムードのこれらの企業は飲まれていないのかとの疑問があるという。
○危惧すべき貢献度に応じた賃上げ
これまで成果・実力主義を人事面で積み上げてきた実績が、今回のベアで、緩まないかどうかという点もあるという。全社一律の賃上げではなく、若手の賃上げ幅を厚めにするなどのメリハリがあるとか、貢献度に応じて手厚く応じるといったことが考慮されているか。
また、労働組合員の賃金は上げるが、管理職や非正規社員の賃金の圧縮を行うところもあるという。これでは、デフレ脱却や「経済の好循環」は遠のく。組合員のベア以外の賃金動向も点検しなければならない。
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