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 2014.1.28   日経産業新聞の記事「パテントNOW:新タイプの商標、企業も準備を」から

防御だけが特許の戦略ではない

コラムの著者 橋本 虎之助氏(経営コンサルタント・弁理士)は、欧米の商標登録の対象が拡張について語っている。

○各国での新タイプ商標の保護情報

表は、コラムにある産業構造審議会資料で、◎保護あり、×保護なし、△過去に例はあるが、現在は新規登録なし をそれぞれ意味する。

Table

商品やサービスを他者と区別するために商標は用いられるが、知的財産権に関する特許や商標は国や地域によって制度・運用が異なる。

米国では、「文字」、「図形」、「記号」等に加え、上記も対象に登録できるという。一方日本では、「文字」「図形」、「記号」、「立体的形状」やこれらの組み合わせが対象である。「ホログラム」「輪郭のない色彩」「位置」「音」などは登録できない。

  • 動き:図形などが時間によって変化して見えるもの
  • ホログラム:角度によって変化して見える図形など
  • 輪郭のない色彩:図形などと組み合わせたものではなく、色彩だけのもの
  • 位置:図形などの標章とその配置によって構成されるもの

などで、差異がある。この表の出所である産業構造審議会の知的財産分科会が「新しいタイプの商標の保護等のための商標制度の在り方について」での報告によると、「動き」、「ホログラム」、「輪郭のない色彩」、「位置」、「音」については新たな保護対象に、「におい」などは更なる検討が必要としたようだ。

これを受けて特許庁は商標の対象拡大に向けた商標法の改正の準備をすすめている。登録する企業や団体もブランド戦略として、海外の登録状況や対象の有無の確認等の作業が増えるだろう。happy01

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