【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:会社に『HIRO』いますか?」から
2013/12/05
2013.12.3 日経産業新聞の記事「ソーシャルNOW:会社に『HIRO』いますか?」から
導入後の運用が難航する企業のSNS
2013年6月時点で日本の大手企業の9割がフェイスブック、7割がツイッターを利用しており、ここ数年でソーシャルメディアの運用を始めた。コラ ムの著者広田周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、実際に記事の投稿やフォローなどの戦略やその運用について悩みが増えていることに言及している。
○『エンパワード』(ジョシュ・バーノフ、デッド・シャドラー共著 翔泳社)のアプローチ
広田氏は同書を引用しながら、企業がSNSに対してどのような運用体制でアプローチすればよいかについて示唆しているという。同書によると、社内にHIROが必要だという。HEROとは、Highly Enpowered and Resourceful Operatives、強大な力を与えられ、臨機応変に行動できる従業員を指すそうだ。
自社のアカウントは会社の顔。言い換えれば、会社の代表であり社長と同格の意見をも出すこともできる。海外のSNSで成功した企業は、運用面といった、一歩引いた「中の人」ではなく、企業トップから深い理解と権限委譲を受けたHEROがいるという。
企業のマネジメントやトップは、こういったモチベーションの高い社員にうまく権限移譲できるかにある。ある意味でソーシャルメディアの運用は、企業の組織やマネジメントのレベルを上げねばできないことであろう。
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