【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大学の決断力、世界に挑む」から
2013/10/30
2013. 10.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大学の決断力、世界に挑む」から
大学の国際化道半ば
コラムの著者は、東京工業大学の教育改革について評価するもののまだまだ国内大学の改革が進んでいない実情について語っている。
○東工大の教育改革
同大学が進めている教育改革は今月発表したものも含めて、
- 学部入学から通常6年かかる大学院の修士号取得を最短4年にできる新制度の導入
- 科目に難易度の分かるようにナンバリングを行う
- 2016年度から全学部で4学期制の導入
- グローバル人財の排出の強化を行い、研究大学として世界のトップ10入りする
といった意欲的な内容である。
しかし、コラムの著者が指摘するように、ランキング1つをとっても、世界の壁は厚いという。海外機関の評価のせいか、国際化の遅れが特に響いている。東工大の教育改革は評価できるものの、世界水準でいえば、常識あるいは前提条件のようだ。国内の他の大学も改革を進めないと、ますます孤立化と低レベル化が避けられなくなる。
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