【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:後悔しない技術開発」から
2013/09/09
2013. 9.5 日経産業新聞の記事「眼光紙背:後悔しない技術開発」から
永遠の問い「新規事業に必要な技術開発とは?」
コラムの著者は、この命題に、野村総研チーフ・インダストリー・スペシャリストである池沢直樹氏の著作「やらなきゃ良かったあのテーマ」を取り上げ、開発戦略の策定の難しさを説いている。
○企業にとっての後悔の種
電気を通して冷却する半導体「ペルチェ素子」、光の干渉を利用して立体像を映し出す「ホログラム」、超電導素子を活用する計算機「ジョセフソン・コンピューター」など、中には市場を確立したものもあるが、多くが失敗事例として同著には掲載があるという。
既存の事業や技術との関連で、評価の視点を誤ると、企業としては後悔の種となるという。「あの時あの研究開発を続けていれば、今のこの技術で商品が生み出せたのに・・・・」。
ドッグイヤーと言われて久しい技術の進歩は、キャッチアップするとなると大変な労力がいる。一方で、マーケットを外してしまうと、日の目を見ない後悔の種。このジレンマは永遠の問いとして君臨してる。
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