【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:スマホは電子機器の最終形」から
2013/09/11
2013. 9.3 日経産業新聞の記事「眼光紙背:スマホは電子機器の最終形」から
経済的歴史では転換点
コラムの著者は、これまでの情報機器がスマートフォンやタブレット端末に集約されることを経済的な視点で考察している。
○今や情報や金融の担い手
あらゆる電子機器がスマートフォンやタブレット端末に集約され、ビデオカメラ、オーディオ、電話、通信端末の機能を一手にこれらの端末に統合されることになった。それがネットで世界の人につながる時代となった。つまり、スマホやタブレットは、個人の情報や金融の仲介者の役割まで果たし、切符や財布といった疑似貨幣の意味までも生み出した。
スマホは今後も機能や小型化などの進化は続くだろうが、コラムの著者は、電子機器としては最終形であって、AV機器やPCがスマホに代替されたようにスマホが別の何かにとって代わられることはないという。それは、この変化が歴史的だと指摘する。
スマホと関わるコンピューターの進化の歴史を見てみると、
- メインフレームの時代:集中処理によるピラミッド型組織に対応
- PCの時代:フラットな組織に対応
- スマホ・タブレットとクラウドの時代:自由な個人による自在チームに対応
といった変化が起こりそれぞれ経済の基本形となってきた。歴史上、初めて個人が直接に生産要素や市場にアクセスでき、完全に自立できるようになったという。この変化は世界各地で起こり、世界経済を一段と深化させるという。
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