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2013.6.13   日経産業新聞の記事「YES引き出す企画書⑰:期待、推し量る」から

聴く相手の期待を意外性によって「良い意味で」裏切ってみる

コラムの著者 清水久三子氏(アンド・クリエイト代表)は、相手の期待に応える際に、先ずは相手の期待を推量したり、本人も気づいていない潜在的な期待も見積もり、メッセージにういての期待を上げることについて述べている。

○意外性の戦略をSWOTで

企業戦略の立案に使われるフレームワークを、今期の期待の推定とその対策としてSWOT分析を清水氏は行っている。

【S(強み):相手にとってメッセージが意外な場合】

  • 論点着目戦略:あまりひねり出さなくても良いが、相手によっては、テーマを認知していないことがある。その場合「なぜ今○○なのか」という背景情報を伝える。
  • 自分が思っていたことより重要なことを示す。

【W(弱み):相手にとってメッセージが意外でない場合】

  • 知識の隙間戦略:最も苦しいケース。相手に興味を持ってもらいにくいテーマや競争が激しく優位性が出せない事態。
  • 疑問を与え、相手の興味や関心を引き付ける。清水氏は、「問い」と「答え」という伝え方で、知識の隙間があることを刺激するアプローチを勧めている。例えば「Aとは何でしょうか?」と問い、知っている場合でも「自分が知らない事があるかもしれない」と知識の隙間が作られ、不安になり、その後伝える情報の価値を相対的に上げる方法である。

【O(機会):相手がメッセージに総論賛成の場合】

  • 差異化戦略:行動や選択の決め手となる「差異」を主張する。
  • 競合との差異に意外性を出していくことで勝敗を決める。この時相手に伝わっていない事を洗い出す必要がある。

【T(脅威):相手がメッセージに反対な場合】

  • 再ポジショニング戦略:ポジションを最定義して重要性を上げてもらう必要がある。
  • 「XXと思われるかもしれませんが、実は○○なのです」と相手が抵抗しているものとは違ったものとして打ち出す。相手のイメージとギャップのある情報は何かを考える

○相手が自ら答えを出せるのがベスト

自分で出した答えは人から言われるより価値あるモノと感じる。それには相手の情報を念入りに収集することが秘訣である。happy01

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