【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:次のトレンド占う展示会」から
2013/06/03
2013.5.30 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:次のトレンド占う展示会」から
エシカル(倫理的)市場は商品の多様化から
コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、貧困や環境など社会問題の解決に貢献する「エシカル(倫理的)」を軸にした魅力的な商品がこの日本からも生まれてきていることについて触れている。
○日本最大のファッションとデザインの合同展示会「Rooms(ルームス)」
服飾雑貨輸入販売のアッシュ・ペー・フランス(東京・渋谷)が主催する展示会ルームスが、銀座三越で期間限定ショップを開いた。内容は、エシカルなものをセレクトした商品。カジュアルからラグジュアリーまで。カテゴリとしては洋服から生活雑貨や自転車まで幅広い。同エリア担当ディレクターの坂口真生氏によると、「・・・今なら消費者が求める精神的な価値を新たなライフスタイルとして提案でき、未来に繋がる市場をつくっていける」と語っている。
○購買層は商品の多様性を求めている
最近はカジュアルな商品の購買層とラグジュアリーな商品の購買層が分かれているのではなく、同じ消費者がシーンごとに使い分けている傾向があるという。と考えると、エシカルの市場は商品の多様性がないと開かれない。各業界でも注目されているエシカル。多くのクリエーションがそこには必要で、時代の先取りができる感性がそこには必要であることが分かる。
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