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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:大型蓄電池」から

2013.6.20  日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:大型蓄電池」から

脆弱な送変電設備に対応した蓄電池技術

コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の適用から1年がたち、各地で太陽光発電設備の導入が急速に進んでいる中で、その3割弱が広い土地と地価の安さから北海道に集中していること対する課題について語っている。

○北海道の設備の課題

先ず、電気はその性質上、ストック出来ず、供給と需要を常時マッチングする必要がある。出力の変動が激しい再生可能エネルギーでは、送電や変電設備の余裕が必要となる。ところが、北海道の脆弱な送変電設備では、余裕がとれないのが現状である。

そこで、経産省は、この課題を解決するために、変電所に大型蓄電池を設置するという対応策を打ち出した。蓄電池を発電所や発電機に付属することはあったが、変電所に設けるのは世界でも初という。

○有力なレドックスフロー電池

住友電気工業が1080年代から技術開発してきたこの電池は、次のような特長があるという。

  • 寿命が長い
  • 常温で反応するため安全で大型化に適する
  • 電池反応を行うセルと電解液を貯蔵するタンクが分離しているため、大型タンクにすると蓄電池の容量を自由に増やせる

このレドックスフロー電池は、北海道のみならず、日本全国で太陽光発電や風力発電の進展で有力視されると高岡教授は予想している。大型蓄電池は汎用化しにくいことから、国際競争力が長く維持できるとも言われている。再生可能エネルギーの普及と日本メーカーの成長戦略上も北海道での試みは重要だという。happy01

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