【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:リアルタイム空席情報、店舗負担かけず効率誘客」から
2013/06/22
2013.6.19 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:リアルタイム空席情報、店舗負担かけず効率誘客」から
店舗運営にデータ活用
コラムの著者 面川真喜子氏(マーケットプランナー)は、飲食店での空席情報などデータを活用し売上アップを考える動きについて解説している。
○飲食店向けITサービス
居酒屋などで注文を受ける際に使うハンディターミナル、この入力装置を使って、POSと連動し、注文情報を管理する『オーダーエントリーシステム(OES)』。OESに登録された注文データから混雑状況を分析し、空席情報として顧客のスマホに情報を提供するといったサービスが東京都内370店舗で試験的に導入されている。
このサービスは、ほぼリアルタイムに、店舗側の負担をかけず、効率的に送客、誘導ができることが特徴であるという。また、電子クーポンも客単価と混雑状況に応じて発行、発行停止ができ、店舗側、お客の両方に利便性を確保するという。
また、リアルタイムの強みを生かし、食材在庫の最適化といった店舗経営の効率化も図れる。
日本の飲食業はこういった意味でデータの宝庫だという。また、分析を誰におこない情報を提供するかでも応用範囲が広がる。面川氏も消費者・店舗商法により使いやすく、メリットのあるツールをブラシュアップし続ける必要があると説いている。
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