【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:新生歌舞伎座チケット余る?」から
2013/06/11
2013.6.7 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:新生歌舞伎座チケット余る?」から
伝統芸能と言えどもマーケティングが必要?
コラムの著者 山本 直人氏(コンサルタント・青山学院大学講師)は、新施設がどんどん誕生する東京で話題になっている新生歌舞伎座ではあるが、思ったより盛況であるかは疑問を持っているようだ。
○こけら落としの『特別扱い』後の客足
多くはプラチナチケットを思いがちであったが、山本氏によると、全く手に入らないわけではなかったという。問題はチケットの価格にあると山本氏は指摘する。
2010年閉場前の公演での一等席が1万5千円に対して、こけら落とし公演は一等席が2万円、桟敷席はプラス二千円。最安値が指定席で4千円。7月も一等席が1万8千円だという。
これでは、名役者亡き後の新規のファン獲得には結びつかない。更に言えば、若者が「行ってみたい」価格設定には遠いのではないかという。また、役者により演目の人気も大差があるという。ファンだからこそ価格にもシビアであるのかもしれない。
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