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2013.5.23   日経産業新聞の記事「YES引き出す企画書⑭:フレームワーク」から

先人の切り口を手に入れる

コラムの著者 清水久三子氏(アンド・クリエイト代表)は、企画書でのフレームワークの活用についてポイントを解説している。

○ビジネスで使うフレームワークとは

清水氏がいうビジネスで活用するフレームワークとは、問題解決に用いる思考・検討の枠組みのことで、過去の試行や経験を通して、切り口が有益であることが証明されたものだという。私も別のブログで取り上げているように、ビジネスでの問題解決にゼロからスタートするのではなく、考え方や検討の方向性をフレームワークで考えることを勧めている。(▶ 参考

○3つのフレームワークの効用

清水氏はフレームワークの活用について3つのメリットを示している。

①相手の理解が促進される:相手にも既知である検討軸を活用できることから理解が速い。

②検討事項の抜け漏れを防ぐ:フレームワークが抜けや漏れのない検討軸を与えていることから防止できる。

③検討軸のレベル感がそろう:相手にストーリーや結論に対する理解も助ける。

○先人の切り口を先ずは学ぶ

創造性を発揮することは良いが、検討軸を最初から組み上げることは時間もかかるし、上記の3つのメリットを活用することが、先人の切り口を学ぶことにもなり、相手の理解も得やすい。従って、先ずはフレームワークを活用し、使いこなした上で、カスタマイズすることが肝要だと清水氏は薦めている。happy01

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