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2013.5.8   日経産業新聞の記事「眼光紙背:マックから消えた『におい』」から

マクドナルドの戦略と店内のにおい

コラムの著者が語るのは、マックといってもITではなく、ハンバーガーチェーン大手のマクドナルドの店舗内のにおいと販売戦略である。

○販売不振策のビジネスパーソン重視

セットメニューが高いとの声を受けて、100円から200円の価格帯の商品が多くなったマクドナルド。コラムの筆者も都内のマックを調査したようだ。調査を見ると、やはりビジネスパーソンの占有率が多く、昼食時を除き、テーブルの上にあるのは100円のコーヒーが目立つとのこと。分煙がしっかりしているが、ドアの開閉で、店内は、コーヒーと煙草のにおいが混じった「大人の店」になったという。

○かつては、ねだった子供が主体のマック

マックシェイクなど甘いにおいが占有していた、かつてのマック。そこには駄々をこねた子だもや親たちが多かったという。それが「大人の店」に代わったのは少子化のマーケティングとしては定石かもしれない。しかし、少子化でも新たな顧客獲得を考えると、かつての子供や母親たちの客層も取り込む必要があるかもしれない。店内のにおいに不振が続く同社の悩みが漂っていると筆者は語っている。fastfoodhappy01

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