【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:思い出ビジネス人気」から
2013/03/12
2013.3.8 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:思い出ビジネス人気」から
「思い出」をテーマにしたビジネスが拡大中
コラムの著者 関沢英彦氏(博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学教授)が語るのは、単なるリバイバルではなく、将来に対する思い出を対象にしたビジネスについてである。
○婚姻、出産、はじめてのお絵かき
関沢氏によると、これらの人生の基点となる思い出を残したいというニーズを的確にとらえたビジネスや公共サービスが広がっているという。
- 婚姻届と一緒に本人たちの写真を記念シートとして贈呈:静岡県沼津市が2012年8月から実施
- 胎児の3次元の超音波映像を静止画や動画にしてDVDやSDカードに:産院の多くが実施
- 初めての子供の絵を3Dプリンターでフィギュアやぬいぐるみに
- 音楽や映画のリバイバルでベスト盤や復刻版を制作:コンテンツ販売やレンタル業界の業績を上げている
- ゲームセンターの再現:通信機能で昔のアーケードゲームを:中年ファンをターゲット
などがあるという。思い出をコンテンツにする技術が、作業を手軽に、低価格にしてきたことから、市場機会ができたという。
思い出ビジネス、アイデアやニーズの探索で意外と大きく成長する可能性がある。
コメント