【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メガソーラーよりプチソーラー」から
2013/01/07
2012.12.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:メガソーラーよりプチソーラー」から
制度の隙間をついたプチソーラー
2013年、明けましておめでとうございます。本年もこのブログ、NVDをよろしくお願いします
さて、コラムの筆者は、昨年7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の隙間を利用したプチソーラーの取り込みを解説している。
○メガソーラーの建設ラッシュ
各地では、大規模太陽光発電所、メガソーラーの建設ラッシュが続き、企業や自治体の新規参入も相次ぐという。だが、膨大な数の太陽光発電パネルを設置し、日照条件を考えると、恵まれた適地は数少ないという。また、メガソーラーで起こした電気を電力会社の送電網に送り込む「逆潮流」には煩雑な手続きと高価な接続機器が今のところ必要だとされる。
○丹波市(兵庫県)と福知山市(京都府)の小規模な太陽光発電所(プチソーラー)の試み
両市は府県境を接するところで、地場のリフォーム会社が提案する出力10キロワット以上、50キロワット未満に設定したプチソーラーを続々と完成させている。ミソは、この出力。低圧扱いになるため、手続きが簡素になり、接続機器のコストも安いという。土地は、1000平方メートルもあれば十分で、当面、使い道のない遊休地を利用する。設備投資は1700万円程度で、7から8年で回収できるという。残る数十年は売電収入がそのままオーナーのモノになるという。
さらに、今年1月10日から資源エネルギー庁は出力10キロワット以上、50キロワット未満の施設については電子申請に切り替えるという。売電収入で、自治会費や水利組合の共用ポンプ費を賄うケースもあるという。
現実的で、しかもエコのエコとは、隙間ビジネスも今後は注目されるだろう。
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