【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:フォード夫人が愛した車」から
2013/01/08
2012.12.20 日経産業新聞の記事「眼光紙背:フォード夫人が愛した車」から
T型フォード時代のEVブーム
コラムの筆者は、「自動車王」の異名をとるヘンリー・フォード氏の私邸を見学したときの気付きから米自動車業界では電気自動車が一過性のモノではないことを語っている。
○電気コードのつながったフォード氏のクララ夫人の愛車
コラムの筆者が邸内のガレージに並んだ往年の名車とは別に、電気コードがコンセントにつながった車があったとのことである。ブランド名はフォードではなく、「石油王」ジョン・ロックフェラー氏もオーナーであった、今はなきデトロイト・エレクトリック社製。米自動車メーカーが群雄割拠だった戦前製。車のオーナーであったクララ夫人は、邸内の説明スタッフによると、「今も動きます。排ガスは出ないし、洋服も汚れないから、夫人はお気に入りだったのかも」と語ったという、「ただね、夫のヘンリーの車が人気になったから・・・」。そう、人気になったのは、廉価の「T型フォード」で世界中にモータリゼーションを拡げた。かたや、電機自動車はT型フォードに、「廉価」と「走行距離」という難題を克服できなかったという。
○インフラ整備とコストダウン
現代はその難問に立ち向かうVBや国内インフラがある。今年は夢でなく現実的なEV時代に入ったかも知れない!
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