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2012.10.11   日経産業新聞の記事「眼光紙背:やはり組織より人が先」から

山中伸弥京都大学教授から学ぶ人財活用

コラムの筆者が、ノーベル賞が決まった山中教授の創造的な業績は、同教授の類い稀な研究努力と周りの支援という人財によって生まれたが、低迷している大企業にもこう言った逸材がいるにも関わらず、組織論で人をないがしろにしているのではないかと指摘している。

○経営者も同じ。逸材の発掘が問題

コラムの著者が挙げているように

  • 井深大さん(ソニー創業者)と盛田昭夫さん:創業時に盛田さんが参画していなかったら、「今日のソニーはうまれていなかった」(日経の「私の履歴書」より)と述べている
  • 樋口広太郎さん(当時のアサヒビール社長):住友銀行からアサヒビールの社長に転じて、縦横無尽の活躍。スーパードライの立役者である。樋口さんも、住友銀行の中興の祖といわれる堀田庄三頭取に会い、秘書としてつとめた際の、経営者の視点での交渉の仕方や決断を見て学んだという。

事例をあげるまでもなく、大企業の中では埋もれた逸材を、組織や手続き、慣例を優先して人を後回しにしていないであろうか。happy01

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