【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「成功する朝活術⑥:『しない事』を決める」から
2012/09/02
2012.8.29 日経産業新聞の記事「成功する朝活術⑥:『しない事』を決める」から
時系列ではなく人生の優先度で考える
コラムの著者 池田千恵氏(CONECTA代表)が語る朝活の成功の秘訣の1つとして、時間管理についてのヒントを与えている。
【自分の意志ではどうにもならない事項】
残業や付き合いといった自分の意志では変更するのが難しいことを視点を変えて考えてみる。
時間管理はこれまで、「効率的に」や「要領よく」といった視点でのものが多いが、池田氏の提唱するのは、あえて「しない事」を決めるやり方である。あれもこれもやろうとすると、反って意志ややる気に頼ってしまうし、過度に頑張りすぎる。そこで、池田氏は、手帳を用意して、以下の要領で事項を整理することを薦めている。
【人生の価値での色分け】
- 種まきの赤・・・人生を豊かにするための準備:緊急でないが人生を豊かにするための準備や大切な人との予定
- 食いぶちの緑・・・仕事に係ること
- 日課の青・・・生活環境を整えるためのルーチン
- 思い付きの黒・・・自分でなくてもできること:やりたくはないけど業務を遂行するために仕方なくやるべき事項
色分けの効果は、自分は何を思っていて、どれだけに時間をかけて何をすべきかを日々意識できるようになるという。時系列の予定表ではなく、人生における重要度で認識出来るようになる。
結果、早起きする際に、やめるべきことが見えてくる。残業も仕方なくではなく、自分が残る意味を考えたり、他の手法で工夫できないかといった視点に変わる。
【注意したい価値観のメンテナンス】
自分の居心地良さや自分のメリットだけを考えるようになると、視野が狭くなりがちである。ヒトは成長するものであるから、重要度や優先順位は、環境の変化や成長の度合いで、定期的に価値観を見直すメンテナンスが必要であると、池田氏は語る。
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