【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:合理的なプーさんの液体石けん」から
2012/08/11
2012.8.7 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:合理的なプーさんの液体石けん」から
合理的に種類を増やせるパッケージ
コラムの筆者 竹原あき子氏(工業デザイナー)は、ディズニーキャラクターの玩具が多い中、シャンプーの容器として立体化した「プーさん」のデザインについて言及している。
【目立つ配色と存在感】
クマのプーさんは、オレンジと赤、黒のラインで存在感があり目立つデザイン。実際は、容量125ミリリットルと大人のシャンプーの半分もない容器。小さな弾丸型の白いボトルの上に、赤い上着とズボン、手足を印刷したシュリンク包装材をかぶせたもの。
【遊べる容器】
塩化ビニール製の中空の頭は先端は柔らかく、首周りは硬くなって安定しているという。帽子を脱がせるように頭部を外すと、本体のふたが現れ、普通のシャンプー容器になる。再び、頭部をかぶせると、子供のおもちゃに変身するというものだ。
竹原氏が感心するのは、ふた(頭部)と本体のボトルにかぶせる包装材の印刷を変えれば、どんなキャラクターも出来ることである。平凡ねあるが合理的なデザイン。残念ながら竹原さんが見かけたのはパリのコンビニだった。
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