【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:知ったかぶりの大人、隣人の役に立っているか」から
2012/04/19
2012.3.9 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:知ったかぶりの大人、隣人の役に立っているか」から
教育者やコンサルタントは、対等な立場での議論や社会貢献を
コラムの著者 佐々木聰氏(東京工科大学教授)は、ある新聞の記事「知ったかぶりをする大人が多い」について、教育者としての自戒と社会に対する貢献について述べている。
佐々木教授は、このブログの著者にも通じる言葉である。
- 『人にものを教える仕事を続けていて、いつの間にか自分が後進に対しては知ったかぶりになり、先進に対しては必要以上にへりくだっているように思えてきた』
- 『教える相手、あるいは教わる相手に対して対等でいることができない』
- 『学会などで発表内容が理解できないにもかかわらず、会場にいる若者たちの手前、知ったかぶりをする』
- 『人にものを教えて手べている以上、ただで教えることは損であり、ただで教わることは得なのだ、といった貧乏神にどうやら取りつかれているようだ。実に情けない』
- 『とある放射線研究の講演会で、女子高校生が参加していた。好機の視線の中で、勇気を振り絞って質問した高校生に対して、果たして私たち科学のプロの大人たちは、満足な答え方ができたであろうか』
どれも自戒すべきこと。対等な関係での議論がなければ、進歩もないし、理解も得られない。
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